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>>東海市病院と産業振興中央病院の統合の経過と意義は
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東海市病院連携等協議会
中央病院と東海市民病院の統合について
全国的な医師不足により医療機関が赤字になり、またその額が膨らみ全国で閉鎖す
る医療機関が増加している。東海市にも影響があり、東海産業医療団中央病院を平成
20年3月末日で閉鎖することが決定され、この地域医療の危機に対処するため、東
海市病院連携等協議会を立ち上げ、両病院関係者ばかりでなく県・市医師会、大学病
院の医局等を巻き込み全8回の協議会を経て報告書がまとめられたがその対応につい
て問う
時間的余裕がない中、迅速に対応されたが、統合に至る経緯と統合の意義は
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■ 答弁
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「中央病院と東海市民病院の統合について」の一点目、「統合に至る経緯と統合の意義は」についてお答えしま
す。
医師不足の問題は、全国の多くの病院でも救急指定告示病院の返上や、病院の閉鎖など極めて厳しい情勢となっております。
東海市民病院においても、医師確保のため、さまざまな方策と努力を重ねてまいりましたが、医療制度改革な
どの影響から、市民病院単独ではその対応も限界の状況にあり、早急な対応を行わなければ、急激な医療機能の
低下と一層の経営悪化に陥り、地域医療の崩壊をまねきかねないという危機感のもと、東海産業医療団からの申し入れを受け、東海市病院連携等協議会を設置し、検討、協議を進め、11月7日に報告書の提出がなされたものであります。
統合の意義でございますが、市民病院と中央病院との「再編・統合」そして「市民病院に経営の一本化」を行
うことにより、地域の医療資源である医師の流出を防ぎ、地域医療を確保していくための枠組み(受け皿)が出来上がることが極めて重要と考えております。
報告書では、市民病院施設と中央病院施設との医療機能の分担により、市民病院施設に医師の集約を行うこと
により、2次救急医療の体制の確保や診療体制の強化などを図ること。
そして、中央病院施設の外来機能などもできる限り残すことにより、地域完結型の医療提供体制の整備を進め
ていくことなど、地域医療を守り、市民の皆様の安心と健康を確保して行くことを明らかしているものでござい
ます。
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